5歳児は最後の保育園生活。1年をかけ就学に向け様々なことを行っていくのではないでしょうか?
その中で
就学に向け何か他園の同じ年齢のお友達と交流が持てたらいいな
と思うことはありませんか?
同じ時間を過ごしてきた子どもたちですが、みんなが同じ小学校に行くわけではありません。
住んでいる地域によっては同じ小学校に行くお友達が保育園にいない。そんな子もいるのではないでしょうか?
就学前に同じ小学校に行くお友達と関わりを待てるといいですよね。他園と交流を持つことで子どもたちの新しい環境への練習にもなり、同じ小学校に行くお友達も見つかるのではないでしょうか?
せっかく交流をするなら何かイベントを行いより楽しめる交流会に!
そんな交流会におすすめなのはマラソン大会!!
私が勤めていた保育園では周辺の園、10園ほどが集まるマラソン大会が1年に1度開催され、その中でマラソン大会終了後各小学校に分かれ交流会の時間も設けられていました。
そのマラソン大会に私が初めて参加した際、すごく素敵な取り組みだなと思ったと同時に他園のお友達との交流の大切さを感じました。
私の保育園では地域で行っていた為、大きなイベントでしたが、1.2園で行っても充分楽しめます!
次年度には1つの保育園と大会の時だけではなく、練習を一緒に行ったり、園の行事に呼んだりと多くの交流を持たせてもらいました。
子どもたちも交流を重ねるうちにお友達の名前を覚え会えるのを楽しみにしていました。
翌年小学校へ進学した子どもたちと偶然道であった際隣にいたのは交流会の時に遊んでいた他園のお友達でした。
交流会をきっかけに小学校でもお友達でいたのです!
新しい友達もでき、体力作りにもなる!そんなおすすめのマラソン大会についてお伝えしていきたいと思います。
Contents
マラソン大会のおすすめポイント
ルールを子どもたちが理解しやすい
マラソンであればかけっこやリレーの延長で子どもたちも理解しやすい。
球技などルールがあるものだと初めて行う子どもたちはルールを理解するのに時間がかかってします場合もありますよね。マラソンは規定の場所を走る、襷を受け渡しする、のみ!
場所に困らない
マラソンは公園に行けば行える。
もちろん他にも遊びに来ている子がいるので行えない場合もありますが、いつも遊んでいる場所を使用し行うことができます。
他園と交流を行うときに室内だと広さの問題や時間の問題などが出てくることもあるかと思います。しかし公園だと現地集合、現地解散。戸外なので広さも充分!
走るコースは公園で使用できるスペースで距離を変えます。
私は使用できるスペースでコーンや縄跳びをおき範囲を決めて行っていました。
マラソンと言っても距離は長くせず、みんなが無理なく走れる距離で自由に決めて行います。(リレーと言ってもいいほど…)
体力作りもできる
マラソン大会で交流会を行うときのおすすめの時期は冬!
マラソンと言ったら冬のイメージがしませんか?笑
理由はそれだけではなく、夏過ぎまでは暑さがあり子どもたちにも負担がかかりやすい、また各園行事もあり交流の時間が取りにくい。おすすめは11月・1月大きな行事にも重ならず、就学に向けた良い時期なのではないでしょうか?
この時期は感染病が流行りだし、寒さで室内にいることが多くなりますよね。
マラソン大会に向け練習を行い、外で走ることで自然と体力作りも行えます!
子どもたちの団結力が上がる
クラスの遊びの中でリレーなどを行うときもあると思います。
その時はチームに分かれ行う子どもたち、友達がライバルになることも。。。
ですが、他園と行うマラソンはクラスのみんながチーム!!
他園と交流会を行うからこそみんなで1つのチームとして戦うことができるのです。
いつもはどちらが勝ったと言い合う子どもたちですが、マラソンに関しては一致団結して行っていました。
走るのが苦手な子の後には得意な子が走り挽回する。友達を責める子などはおらずみんなが一つに、みんなのために走っていました。
出てくる言葉はポジティブな言葉ばかりで励まし合う子どもたちの姿がありました。
こんな様子を見られるのも他園がいてこそです!
交流の機会を多く持てる
大会当日以外も戸外遊びの中で一緒に走ったり、練習したりと会う機会を作ることができる。
また回数を重ねることでマラソン以外にも交流の場を持ちやすく、声をかけやすい環境作りができます。
まとめ
他園と交流を持つ機会として何かイベントを取り入れることで交流がしやすくなるのではないでしょうか?
一緒に遊びを楽しむことも良いですが、園は違くても同じ目標を持つ、同じことを共有することでより濃い交流が行えます。
子どもたちは新しいお友達を作ることができただけでなく、クラスのお友達とより団結することができました。
園としても子どもたちにとっても次に繋がる交流会になります。
ぜひ周りの保育園を巻き込みながらイベントで交流会の機会を持ってみてはいかがでしょうか?